【21w0d】大阪大学医学部附属病院(3)手術日確定……だったはずが?

マタニティ

翌日、陸さんとふたりであらためて阪大病院へ。
今朝は茨木駅からバスを使います。だいたい20分くらいかな? 時間自体は長いけど、1本で行けるので便利です。

産婦人科受付に行くと、まずタブレットで情報を入力してくださいと言われました。
ほかの病院で渡される手書きの問診票のデジタル版。
これがかなりボリュームがあって、必死に回答するも終わる前に「どうぞ〜」と呼ばれるまみ笑

エコー室には陸さんとふたりで。
昭和は入室NGだったから、陸さんはベビさんの動いている姿を見るのがはじめてです👀
ついにリアルタイムで対面……!

画面が出るなり、おもむろに口もとに手を運びだすベビさん。
「その時点で嫌な予感がした」のちに陸さんは語った。
やっぱり今日もガードが固く、お顔見せてもらえませんでした。笑

チェックはいつものBPDやCFのほか、いろいろな部分を念入りに。
手術前の検査だし、阪大では初めてのエコーだからね……
あとで明細を見たら、「胎児精密スクリーニング」の項目で計上されてました。

40分くらい?じっくり見たあと、診察室に移動して遠藤先生とおはなし。
ここで現在の症状について&手術日含めた今後のスケジュールについて聞けると、思ったのですが……

👨🏻‍⚕️「昨日のMRIね、技師さんとも精査したんやけど……」
👨🏻‍⚕️「小脳の奇形は発生していないという結論になりました」

えっ……? 奇形がない? エコーで見えてたのに?

厳密には軽度の奇形はあるけど、手術が適応となる数値には達していないと。
精巧な模型も使いながら、くわしく説明してくれました。
それ自体はいいこと(脳の異常が思ったより進んでないということなので)なんだけど、髄膜瘤も脳のほうも出産後に手術することになるから、どのような予後になるかは産まれてみないとわからない。と。

👨🏻‍⚕️「ほかになにか聞きたいことある?」
🦝「そうですね……えっと……、……手術する気満々だったので……」
👨🏻‍⚕️「そうだよねえ。急に対象外です~言われてもねえ」

本当に……全身麻酔でおなか切って大阪の病院で年越して……って覚悟を決めて臨んだので、まさか手術しないかも、なんて。
拍子抜けってかんじでした。

フリーズ後、再起動中のわたしに代わって笑 陸さんが先生に聞きます。

🦊「今後症状が進んで、手術対象になる可能性は……」
👨🏻‍⚕️「うん、もちろんあります。なので、手術できるかどうかの判断が間に合うギリギリのタイミングで、もう一度MRIを撮らせてください」
👨🏻‍⚕️「◯日に昭和で仮押さえしてもらってるんやけど、ご都合はどうかな?」
🦝「大丈夫です」

既に昭和とは連携済み。MRIの仮予約も先生が取ってくれたとのこと。
相変わらずいろいろ早い。
やっぱり珍しい症例で、優先的に対応してもらってるんだな……とあらためて実感しました。

診察の最後に。

👨🏻‍⚕️「奥さんは? ほか、大丈夫かな?」
🦝「えっと……そうですね。わたしのほうでなにか、気をつけられることって……」

これ以上、悪化しないように。すこしでもよくなるように。
なにかしてあげられることは?
気持ちの整理が追いつかない中、まず聞きたいのはそれでした。
まあ、外から気をつけてよくなるなら手術はいらないわけですが……笑

答えとしては想像どおり。
してやれることは特にない。祈って、様子を見るしかない。
でも先生は“ない”とはっきり言わず、「だけどね」と話を続けます。

👨🏻‍⚕️「赤ちゃんをおなかで育てること自体が、すごく大変なことです。お母さんは特別なことなにもしてないって思ってるかもしれないけど、十分すごいし、がんばってるんだよ」

優しく諭すような先生の声が、めちゃめちゃ沁みてしまって……
全然思い詰めてるとか病んでるとかそんなことなかったのに、涙がぽろぽろ出てきてしまって、ティッシュ渡されてはずかしかった🤧笑
遠藤先生、お忙しいのに本当に親身で優しくて。会えてよかったなと思いました。

というわけであれこれ検査しましたが、今回の来阪ではなにも決まらず終わりました!
また週明け昭和に戻って、今後について相談になります。
気持ち切替えて、がんばろう……!

新大阪駅構内で、帰る前にサクッと食べたたこ焼き🐙
めっっっちゃトロトロでおいしかった……!

あこがれのこれも買って帰りました!初551、おいしかった✨


👶🏻胎児 推定体重:337グラム(+62)

◆診察  … 3時間
◆お会計 … 15,000円くらい(保険診療扱い / 研究費として返金がある予定)
 ・再診料、指導料
 ・胎児精密スクリーニング検査


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